CAT / INTERVIEWMay 19, 2016

ナカオテッペイさんとブライアン『笑顔溢れる猫との日常』後編

いよいよブライアンが冷蔵庫から降りてきました。インタビュー後編では家族とのエピソードについてさらに聞いていきます。

インタビュー前編/プロフィールはこちら


int014_022

猫っぽさは期待してません。

──普段のブライアンはどんな感じなんですか?

さーこ: 私が家で仕事しているときは、だいたい私の近くにいますね。ブライアン用のベッドは用意してないんですけど、私のデスクの下に毛布を敷いておくとそこで寝てたり。移動したり。好き勝手に寝てますね。

──ブライアン用のベッドはないんですか?

テッペイ: だってたいして使わないでしょ。爪研ぎも、こっちは「どんだけ研ぐんだ!?」って期待してたのに全然だよ。期待値低いですよ、ブライアンは。

──そうでした。猫草も食べないし。

テッペイ: 猫っぽくないんですよね。

int014_024
int014_025

──家族のなかでいうと、ブライアンはどんな立場なんでしょうか。

さーこ: 自分が一番上のお姉さんだと思っているかな。次女の近くで寝ていることもありますね。女子同士だから性格が合うのかな。長男は小さいころから何に対しても「ワー!バァーー!!」ってとにかく乱暴だから、嫌みたい。

──ブライアンは長男に警戒している?

さーこ: でもたまにブライアンから長男に攻撃するんですよ。といっても、甘噛みだけで加減はしてますけどね。それに絶対爪も歯を出さない。でもうちに遊びに来るしつこい男友達には本気で噛む。そのときは流血です(笑)。

──しつこい人には容赦しないんですね。

さーこ: もうそれは絶対。しつこくされるのは嫌だから。だから言ったじゃんってなりますよ。ブライアンに革ジャンを破かれたひともいます。

──ぎゃーそれショック…

さーこ: それはもう本当すみません…って謝罪です。

int014_017
int014_018
int014_026

始めて覚えた言葉は「ブライアン」

──ブライアンがいてくれてよかったなぁと思うのはどんなときですか?

さーこ: もう、存在に癒されますからね。子どもがいなかったときも今もそこは変わらず。今は子どもがくずったときに「ほら、ブライアン来たよ~」っていうと機嫌が良くなったり。あやしのアイテムみたいになってます(笑)。

──“いやし”から“あやし”に。

さーこ: そうそう! それで、子どもたちが初めてしゃべった言葉が「ブライアン」だったんですよ。2人とも。

──パパ、ママじゃなかったんですか!?

さーこ: じゃなかった。「ブライアン」だったんだよね。

int014_020
int014_028

──テッペイさんにとってはブライアンの存在は?

テッペイ: 基本的には癒し。オアシス的な。触り心地もいいですし。

さーこ: あれじゃない? テッペイ君は淋しがり屋だから、家でひとりで仕事してるときに、ブライアンが居ると“ひとりじゃない”っていうのが結構いいんじゃない?

テッペイ: ……まぁ。うん。

──ブライアンの体は小さいけど、存在は大きいですね。

さーこ: ブライアン、3.5キロです。

──本当に小さいですね。

さーこ: 餌をあげる時間はとくに決めてなくて、無くなったらあげるっていう食べ放題スタイルなんだけど。

int014_021

──自分で調整してるんですね。

さーこ: やたらに何でもあげちゃうのは体に良くないのかなって思って、おやつは鰹節だけ。あと不思議なのが、コーヒーをテーブルに置いておくと埋めるんですよ。

──コーヒーを埋める??

さーこ: そう。匂い嗅いでエアーでかきかきって。

──あ~! 臭いものを猫は隠そうとするって以前取材した民さんも言ってました。

さーこ: えー!! そうなの? じゃあ私がコーヒーを飲んでる横で、ブライアンはそれを汚いものだって思ってたんだ。なんか複雑~(笑)。

int014_032
int014_023
int014_034

家族と猫と。

──そもそもなんですが、テッペイさんはなぜ猫を飼いたいと思っていたんですか?

テッペイ: 犬も猫も飼ったことがなかったからどんな感じが気になって。いろいろ考えたら、犬にくらべて猫の方が楽というか、飼いやすいのかなって思ったから。もし犬を飼っていたらお散歩に連れて行けてたのかな~、とかは考えますね。

──犬は世話が大変というイメージがあるかもしれませんね。

テッペイ: そう。でも犬も猫もどっちも好きですよ。

──ブライアンと暮らして10年ですが、いかがですか?

テッペイ: 飼ってみてよかったなっていうのはありますね。イラストの仕事でも「猫描いてください」っていう依頼があるので、描けてよかった。俺、猫のことを知ったうえで描けてるなってね。でも猫ばかり描きたいかっていうとそうじゃないんですよ。そこは距離をおきたいというか。

int014_030
int014_031

──実際にブライアンのことも溺愛するという距離間じゃなさそうですね?

テッペイ: 全然。猫が心配で飲みに行けないとかないです。

さーこ: 3日間くらいだったらブライアンに留守番もさせられます。

──まず自分たちの生活ありきで、そこに猫がいるというスタンスなんでしょうか?

テッペイ: そうそう、猫中心の生活ではない。子どもができるまではブライアンの優先順位が高かったんですけど、人間の子どもの方がはるかにやばいなって(笑)。めっちゃくちゃ手間かかるし。

さーこ: 赤ちゃんのときは猫も人間も同じって感じだったんですけどね。それは子どもがしゃべり出すころまで。

──ブライアンにひと言いうとしたら、どんな言葉を伝えたいですか?

さーこ: 子どもが生まれてから、前みたくかまってあげられなくなっちゃったから“ごめんね”って。

int014_029

──テッペイさんは?

テッペイ: “がんばって毛づくろいしてね”かな。

──毛づくろい? な、なんで?

テッペイ: あんまりこう、なんていうか、歳をとってきたから、自分で綺麗にするのとか手入れが行き届いてないと思うんですよ。

さーこ: 長生きしてもらいたいよね。

テッペイ: そうそう。

──10歳だったらまだまだ!

テッペイ: ですね。

──自然体で飾らないご家族と、ブライアンの楽しいお話しが聞けました。ありがとうございました。

int014_027


interview, edit Tomoko Komiyama / photo Jun Takahashi
Pocket

Posted in CAT, INTERVIEW1 Comment » 

関連記事

コメント1件

 INUTONEKOTO 後編 | teppei BLOG nakao | 2016.06.17 14:57

[…] INUTONEKOTO 後編 […]